法医学コース:研修プログラム
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
研修目標
日本法医学学会認定の死体検案認定医、法医認定医に相当するレベルの法医学の知識・技術を習得する。
また、法医学に関する研究も行い、その成果を学会で報告し、論文として発表する。
プログラム例
Sはシニアレジデント、Cはチーフレジデントの略。 | |
S1は研修3年目、S2は4年目、C1は5年目、C2は6年目を指します。 | |
S1 | 法医学関連の臨床科を研修(病理部、放射線診断部、救急部、内科系、外科系診療科などを、 数か月単位でローテーションします。 研修科、ローテーション期間は個人の希望に合わせて設定可能です)。 残りの期間は死体検案、法医解剖を行います。 |
---|---|
S2 | 死体検案ないし法医解剖(筑波大学または関連施設にて研修)、法医学研究 |
C1 | S1・S2の指導、死体検案ないし法医解剖、法医学研究 |
C2 | S1・S2の指導、死体検案ないし法医解剖、法医学研究 |
本コースでは、法医学の研修を進めるとともに、学位取得を目指して研究も行います。
希望者は、筑波メディカルセンター内の筑波剖検センターや、東京都監察医務院などで研修することも可能です。ジュニアレジデントでも短期間研修の選択が可能です。
取得できる資格 (認定医等)
死体解剖資格(法医学研修3年目に認定を申請する資格が得られます)
法医認定医(法医学研修5年目に認定を申請する資格が得られます)
東京都監察医(法医学研修期間中に、東京都監察医務院の研修を受けることにより認定されます)
経験できる疾患
異状死体の死因判定(頭部外傷、胸腹部外傷、窒息、内因性急死等)および個人識別
疾患の病理診断(消化器、呼吸器、循環器、血液、泌尿器、生殖器、内分泌、脳神経、皮膚、軟部、骨、乳腺、頭頚部等、全身臓器の各種疾患)
経験できる手技・検査
法医解剖(司法解剖、行政解剖、調査法解剖、承諾解剖)
病理部の経験(病理組織学的診断(切り出しを含む)、免疫組織化学、電子顕微鏡的診断、分子病理学的診断、細胞診断、病理解剖診断(CPCを含む)等)、放射線診断 (CT、MRIの読解)、病理組織検査、各種薬毒物検査、遺伝子検査