法医学コース
本プログラムは、体系的なプログラムに基づいて法医学医を養成する全国初の研修プログラムです。本プログラムの特徴としては法医学に必要な臨床研修を体系的に盛り込んだことであり、放射線科、病理診断科、内科・外科系診療科をレジデントとして研修して臨床的な診断能力をつけた上で、法医学の研修を受けることにより、幅広い法医学診断能力を有する専門医を養成することにあります。
主たる研修施設となる筑波大学法医学解剖教室では年間250体の解剖を行っており、全国でも有数の豊富な症例を経験できます。また、筑波メディカルセンター内の筑波剖検センターや、東京都監察医務院など専門施設での院外研修も可能で、アカデミックレジデント制度を活用することにより、学位を取得することもできます。
行政解剖や死亡原因解明のモデル事業など解剖業務は増加しており、検死や解剖業務をこなせる臨床医としても、法医学専門医へのステップとしても、法医学レジデントの社会的意義は今後ますます高まると思われます。興味がある方の応募をお待ちしています。