筑波大学附属病院
筑波大学附属病院 総合臨床教育センター

研修プログラム

筑波大学附属病院の2020年度研修プログラムを掲載します。筑波大学の特徴について簡単にまとめましたので、こちらも参照してください。

    • 産科特別プログラムの詳細についてはこちら
    • 小児科特別プログラムの詳細についてはこちら
    • 研究医特別プログラムの詳細についてはこちら
    • 診療グループ別初期研修カリキュラム一覧についてはこちら

※プログラム書およびパンフレットはこちら

筑波大学附属病院 2020年度研修プログラム 構成

Ⅰ.概要

研修体制

  • 筑波大学附属病院を管理型病院とする集中管理方式の病院群を構築する。
  • 専任教員の配置されている総合臨床教育センターが中心となって研修をコーディネートする。

院外研修制度

  • 筑波大学附属病院臨床研修協力病院等連絡協議会では、研修施設・指導医について独自の基準を作成して認定を行っている。院外研修は、認定を受けた施設・指導医のもとで行う。

採用

  • 定員は1学年92名(一般プログラム86名、小児特別プログラム2名、産科特別プログラム2名、研究医特別プログラム2名)とし、マッチングプログラムによって採用する。
    ※定員は毎年県との最終調整が行われた後に決定となる。
  • 採用希望順位の決定に当たっては、OSCEおよび面接による採用試験を複数回実施する。

ローテーション

必修研修科目の内容・施設および選択研修の時期によってコースに分かれる。

診療科目別の研修内容

1)必修科目(16か月)
・内科(6ヶ月)
院内6ヶ月、院外6ヶ月、院内3ヵ月+院外3ヵ月の3つのパターンから選択し、研修する。
・救急(3ヶ月)
院内、院外を選択して研修する。2年間で1回初期研修救急蘇生実技試験を受ける。
・外科系診療科研修(2カ月)
院内、院外を選択して研修する。
院内の場合以下の診療科から選択する。ただし、選択研修ですでに下記診療科で研修した場合は、この期間を選択研修に振り替えることができる。
心臓血管外科、消化器外科、呼吸器外科、泌尿器外科、乳腺・甲状腺・内分泌外科、小児外科、形成外科、脳神経外科、整形外科、産科・婦人科、耳鼻咽喉科
・小児科または小児外科研修(2カ月)
院内、院外を選択して研修する。ただし、選択研修で研修した場合は、この期間を選択研修に振り替えることができる。
・産婦人科研修(2カ月)
院内、院外を選択して研修する。ただし、選択研修で研修した場合は、この期間を選択研修に振り替えることができる。
・精神科研修(1か月)
院内、院外を選択して研修する。ただし、選択研修で研修した場合は、この期間を選択研修に振り替えることができる。
・外来研修(4週間)
院外内科研修・小児科研修・外科研修または地域医療研修と並行して行う。
院内では総合診療科にて外来研修を行うことができる。
・在宅医療の経験(1回以上)
外来研修または地域医療研修中に1回以上経験する

2)地域医療研修(1ヵ月~3カ月)
200床未満の病院または診療所で2年目に下記のパターンから選択して行う。
① 200床未満の病院1か月
② 200床未満の病院1か月+診療所(週1日×6か月)
③ 200床未満の病院で2か月または3か月
※外来研修を地域医療研修中に行う場合、②または③の形式となる。

3)選択科目(7か月)
研修医の希望で選択する。原則として1年目は院内研修、2年目は院外・院内研修を診療科ごとに選択し研修する。全ての診療科で研修可能。

※各診療科ごとの研修目標・方略等はこちら

レジデントレクチャー

研修目標の達成に役立てることを目的として実施する。一定単位(30単位)以上の出席を修了条件とする。

Ⅱ. 研修の基本理念と基本方針

【理念】
筑波大学附属病院理念のもと、充実した指導体制と環境の中で、医師としての人格を涵養し、基本的価値観(プロフェッショナリズム)を具え、将来専門とする分野にかかわらず、医学及び医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ、日常診療において頻繁に遭遇する病気や病態に適切に対応でき、地域医療に貢献できる幅広い基本的な臨床能力(態度・技能・知識)を身に付け、チーム医療を実践できることを基本理念とする。

【基本方針】
1)高度先進医療を行える各専門領域の指導医が充実している本院において、専門性の高い医療を、初期研修医が主体的に診療に参加する体制のもと経験できるように、研修体制を充実させる。
2)Common diseaseを数多く経験出来る市中病院で豊富な症例経験ができる環境を充実させる。中でも教育の中核となる市中病院に教員を派遣する、地域医療教育センター・ステーションを活用する。
3)患者・家族の心理的・社会的背景に配慮し、最良の診療が行えるように指導する。
4)研修医の一人一人の希望を重視して研修をコーディネートする。
5)多職種連携教育(多職種と関わるワークショップやコミュニケーション研修など)を積極的に実施し、研修中他職種から形成的評価を受ける体制を構築する。
6)地域医療の特性を理解し、病病連携や病診連携、在宅医療などの役割を理解できるように指導する。
7)研究倫理や臨床研究の仕組みを理解する機会を作り、将来において臨床研究を担うアカデミックマインドを持った人材を育成する。

Ⅲ. 目標

医師は、病める人の尊厳を守り、医療の提供と公衆衛生の向上に寄与する職業の重大性 を深く認識し、医師としての基本的価値観(プロフェッショナリズム)及び医師としての 使命の遂行に必要な資質・能力を身に付けなくてはならない。医師としての基盤形成の段 階にある研修医は、基本的価値観を自らのものとし、基本的診療業務ができるレベルの資 質・能力を修得する。

A.医師としての基本的価値観(プロフェッショナリズム)

(1)社会的使命と公衆衛生への寄与
社会的使命を自覚し、説明責任を果たしつつ、限りある資源や社会の変遷に配慮した公正な医療の提供及び公衆衛生の向上に努める。

(2)利他的な態度
患者の苦痛や不安の軽減と福利の向上を最優先し、患者の価値観や自己決定権を尊重する。

(3)人間性の尊重
患者や家族の多様な価値観、感情、知識に配慮し、尊敬の念と思いやりの心を持って接する。

(4)自らを高める姿勢
自らの言動及び医療の内容を省察し、常に資質・能力の向上に努める。

B.資質・能力
(1)医学・医療における倫理性
診療、研究、教育に関する倫理的な問題を認識し、適切に行動する。
①  人間の尊厳を守り、生命の不可侵性を尊重する。
②  患者のプライバシーに配慮し、守秘義務を果たす。
③  倫理的ジレンマを認識し、相互尊重に基づき対応する。
④  利益相反を認識し、管理方針に準拠して対応する。
⑤  診療、研究、教育の透明性を確保し、不正行為の防止に努める。

(2)医学知識と問題対応能力
最新の医学及び医療に関する知識を獲得し、自らが直面する診療上の問題について、科学的根拠に経験を加味して解決を図る。
①  頻度の高い症候について、適切な臨床推論のプロセスを経て、鑑別診断と初期対応を行う。
②  患者情報を収集し、最新の医学的知見に基づいて、患者の意向や生活の質に配慮した臨床決断を行う。
③  保健・医療・福祉の各側面に配慮した診療計画を立案し、実行する。

(3)診療技能と患者ケア
臨床技能を磨き、患者の苦痛や不安、考え・意向に配慮した診療を行う。
①  患者の健康状態に関する情報を、心理・社会的側面を含めて、効果的かつ安全に収集する。
② 患者の状態に合わせた、最適な治療を安全に実施する。
③  診療内容とその根拠に関する医療記録や文書を、適切かつ遅滞なく作成する。

(4)コミュニケーション能力
患者の心理・社会的背景を踏まえて、患者や家族と良好な関係性を築く。
①  適切な言葉遣い、礼儀正しい態度、身だしなみで患者や家族に接する。
② 患者や家族にとって必要な情報を整理し、分かりやすい言葉で説明して、患者の主体的な意思決定を支援する。
③  患者や家族のニーズを身体・心理・社会的側面から把握する。

(5)チーム医療の実践
医療従事者をはじめ、患者や家族に関わる全ての人々の役割を理解し、連携を図る。
①  医療を提供する組織やチームの目的、チームの各構成員の役割を理解する。
②  チームの各構成員と情報を共有し、連携を図る。

(6)医療の質と安全の管理
患者にとって良質かつ安全な医療を提供し、医療従事者の安全性にも配慮する。
①  医療の質と患者安全の重要性を理解し、それらの評価・改善に努める。
②  日常業務の一環として、報告・連絡・相談を実践する。
③  医療事故等の予防と事後の対応を行う。
④  医療従事者の健康管理(予防接種や針刺し事故への対応を含む。)を理解し、自らの健康管理に努める。

(7)社会における医療の実践
医療の持つ社会的側面の重要性を踏まえ、各種医療制度・システムを理解し、地域社 会と国際社会に貢献する。
①  保健医療に関する法規・制度の目的と仕組みを理解する。
②  医療費の患者負担に配慮しつつ、健康保険、公費負担医療を適切に活用する。
③  地域の健康問題やニーズを把握し、必要な対策を提案する。
④  予防医療・保健・健康増進に努める。
⑤  地域包括ケアシステムを理解し、その推進に貢献する。
⑥  災害や感染症パンデミックなどの非日常的な医療需要に備える。

(8)科学的探究
医学及び医療における科学的アプローチを理解し、学術活動を通じて、医学及び医療の発展に寄与する。
①  医療上の疑問点を研究課題に変換する。
②  科学的研究方法を理解し、活用する。
③  臨床研究や治験の意義を理解し、協力する。

(9)生涯にわたって共に学ぶ姿勢
医療の質の向上のために省察し、他の医師・医療者と共に研鑽しながら、後進 の育成にも携わり、生涯にわたって自律的に学び続ける。
①  急速に変化・発展する医学知識・技術の吸収に努める。
②  同僚、後輩、医師以外の医療職と互いに教え、学びあう。
③  国内外の政策や医学及び医療の最新動向(薬剤耐性菌やゲノム医療等を含む。)を把握する。

C.基本的診療業務
コンサルテーションや医療連携が可能な状況下で、以下の各領域において、単独で診療 ができる。
(1)一般外来診療
頻度の高い症候・病態について、適切な臨床推論プロセスを経て診断・治療を行い、主な慢性疾患については継続診療ができる。

(2)病棟診療
急性期の患者を含む入院患者について、入院診療計画を作成し、患者の一般的・全身 的な診療とケアを行い、地域連携に配慮した退院調整ができる。

(3)初期救急対応
緊急性の高い病態を有する患者の状態や緊急度を速やかに把握・診断し、必要時には応急処置や院内外の専門部門と連携ができる。

(4)地域医療
地域医療の特性及び地域包括ケアの概念と枠組みを理解し、医療・介護・保健・福祉 に関わる種々の施設や組織と連携できる。

Ⅳ. 経験すべき症候・疾病・病態

A.経験すべき症候
外来又は病棟において、下記の症候を呈する患者について、病歴、身体所見、簡単な検 査所見に基づく臨床推論と、病態を考慮した初期対応を行う。

ショック、体重減少・るい痩、発疹、黄疸、発熱、もの忘れ、頭痛、めまい、意識障害・ 失神、けいれん発作、視力障害、胸痛、心停止、呼吸困難、吐血・喀血、下血・血便、嘔 気・嘔吐、腹痛、便通異常(下痢・便秘)、熱傷・外傷、腰・背部痛、関節痛、運動麻痺・ 筋力低下、排尿障害(尿失禁・排尿困難)、興奮・せん妄、抑うつ、成長・発達の障害、 妊娠・出産、終末期の症候(29 症候)

B.経験すべき疾病・病態
外来又は病棟において、下記の疾病・病態を有する患者の診療にあたる。

脳血管障害、認知症、急性冠症候群、心不全、大動脈瘤、高血圧、肺癌、肺炎、急性上 気道炎、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、急性胃腸炎、胃癌、消化性潰瘍、肝炎・ 肝硬変、胆石症、大腸癌、腎盂腎炎、尿路結石、腎不全、高エネルギー外傷・骨折、糖 尿病、脂質異常症、うつ病、統合失調症、依存症(ニコチン・アルコール・薬物・病的 賭博)(26 疾病・病態)

Ⅴ.研修方略

1) 研修期間

2年間とする。
原則12か月基幹施設での研修を行う。
ただし、地域医療研修期間は基幹施設期間に算定する。

2) 研修科目および研修期間

幅広い研修の選択肢と魅力ある病院群で一人一人にあった研修が可能であることが特徴である。例えば、大学病院を中心に研修したい場合、地域医療研修以外は大学病院で研修可能であり、市中病院を中心に研修したい場合は地域医療研修を含め最大15か月協力病院で研修することが可能である。

① 研修期間

研修科目 研修期間
一般 小児特別 産科特別 研究医特別
内科 6か月 6か月 6か月 6か月
救急 3か月 3か月 3か月 3か月
外科 2か月 1か月 2か月 2か月
小児 2か月 6か月 2か月 2か月
産婦人科 2か月 1か月 2か月 2か月
精神科 1か月 1か月 1か月 1か月
選択研修 7か月 5か月 7か月 7か月
地域医療研修
(200床未満病院)
1か月 1か月 1か月 1か月
外来研修(並行研修) 4週 4週 4週 4週
在宅医療の経験 1回以上 1回以上 1回以上 1回以上

②研修内容

内科 院内または院外で研修する。
院内の場合以下の診療科から選択してローテーションする。
循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、腎臓内科、内分泌代謝・糖尿病内科、膠原病・リウマチ・アレルギー内科、血液内科、神経内科
救急 院内または院外で研修する。
外科 院内または院外で研修する。
院内の場合以下の診療科から選択する。ただし、選択研修ですでに下記診療科で研修した場合は、この期間を選択研修に振り替えることができる。心臓血管外科、消化器外科、呼吸器外科、泌尿器外科、乳腺・甲状腺・内分泌外科、小児外科、形成外科、脳神経外科、整形外科、産科・婦人科、耳鼻咽喉科
小児科 院内または院外で研修する。
院内の場合以下の診療科から選択する。ただし、選択研修ですでに下記診療科で研修した場合は、この期間を選択研修に振り替えることができる。小児内科、小児外科
産婦人科 院内または院外で研修する。
精神科 院内または院外で研修する。
選択研修 院内または院外で研修する。
院内の場合以下の診療科から選択する。総合診療、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、腎臓内科、内分泌代謝・糖尿病内科、膠原病・リウマチ・アレルギー内科、血液内科、神経内科、感染症科、心臓血管外科、消化器外科、呼吸器外科、泌尿器外科、乳腺・甲状腺・内分泌外科、小児外科、形成外科、脳神経外科、整形外科、産科・婦人科、耳鼻咽喉科、精神神経科、救急・集中治療科、皮膚科、眼科、放射線腫瘍科、放射線診断・IVR科、麻酔科、病理診断科、リハビリテーション科、法医学、保健所、研究室(研究医特別プログラムのみ)
地域医療研修 該当病院または診療所で4週間以上のブロック研修を行う。
外来研修 院外内科研修または地域医療研修と並行して行う。
院内では総合診療科にて外来研修を行うことができる。
在宅医療 外来研修または地域医療研修中に行う。

③ 研修ローテーション決定方法

マッチング終了後内定者に対して、総合臨床教育センターが選択肢を提示し、プログラム内コースや1年目の選択診療科など内定者個々の研修希望を調査する。(随時総合臨床教育センターに研修内容に関する相談を行うことが出来る。)
2年目の具体的な研修内容は1年目の秋に個々の研修希望調査を行う。
個々の希望に基づき、総合臨床教育センターが院内の各養成コースおよび院外研修先と調整し、最終的なローテーションを決定する。

3)プログラム

研修プログラムは以下の4つのプログラムを設置する
① 一般プログラム(定員 86名(案))
② 小児特別プログラム(定員 2名(案))
③ 産科特別プログラム(定員 2名(案))
④ 研究医特別プログラム(定員 2名(案))
※定員は県との協議により毎年度調整する

①一般プログラム

Common diseaseを幅広く研修できるスーパーローテーション研修でも、将来の進路(専門研修)をみすえた研修でも、研修医の希望に応じて選択しての研修が可能である。大学病院、市中病院の研修を柔軟に組み合わせることで、個々に応じた様々なキャリアパスに対応することが出来る。

<コース>
・1年目の研修内容によりA~Cまでの3つのコースを設置する
・選択研修で必修診療科を研修した場合、当該必修診療科研修期間を選択研修に振り替えることができる。(院内必修内科研修を除く)
・2年目の研修はブロックごとに院内か院外か選択可能。(研修先の病院は診療科によって異なる)
・地域医療研修は2年目に1~3か月行う。(「地域医療研修」項 参照)
・2年間で12か月は院内または地域医療研修での研修期間が必要である。

■Aコース:1年目1年間院内研修、2年目はブロックごとに院外研修選択可能
外来研修は2年目の地域医療研修期間(2~3か月)または週1日×6か月の形式で診療所で平行研修を行う(「外来研修」項 参照)

1年目(院内) 2年目
(ブロックごとに院内か院外を選択)
A1 内科6か月、救急3か月
選択3か月
外科2か月、小児2か月、産婦2か月、精神1か月、地域1~3か月、選択2~4か月
A2-(1) 内科6か月
外科2か月、小児2か月、産婦2か月
救急3か月、精神1か月
地域1~3か月、選択5~7か月
A2-(2) 内科6か月
選択6か月
救急3か月、精神1か月
外科2か月、小児2か月、産婦2か月、地域1~2か月、選択0~1か月
A3-(1) 内科3か月、救急3か月
外科2か月、小児2か月、産婦2か月
内科3か月、精神1か月
地域1~3か月、選択5~7か月
A3-(2) 内科3か月、救急3か月
選択6か月
内科3か月、精神1か月
外科2か月、小児2か月、産婦2か月、地域1~2か月、選択0~1か月
A4 救急3か月
選択3か月
外科2か月、小児2か月、産婦2か月
内科3か月、精神1か月
地域1~3か月、選択2~4か月
A5 内科3か月
選択3か月
外科2か月、小児2か月、産婦2か月
救急3か月、精神1か月
地域1~3か月、選択2~4か月
A6 外科2か月、小児2か月、産婦2か月
選択6か月
内科6か月、救急3か月、精神1か月
地域1~2か月、選択0~1か月

■Bコース:1年目6か月院外研修+6か月院内研修、2年目はブロックごとに院外研修選択可能だが地域医療機関を含め6か月は院内研修

1年目 2年目
(ブロックごとに院内か院外を選択)
B1-(1) (院外)内科6か月
(院内)救急3か月、選択3か月
外科2か月、小児2か月、産婦2か月
精神1か月、地域1~3か月、選択2~4か月
B1-(2) (院外)内科6か月
(院内)外科2か月、小児2か月、産婦2か月
救急3か月、精神1か月
地域1~3か月、選択5~7か月
B1-(3) (院外)内科6か月
(院内)選択6か月
救急3か月、精神1か月
外科2か月、小児2か月、産婦2か月、地域1~2か月、選択0~1か月
B2-(1) (院外)内科3か月、救急3か月
(院内)内科3か月、選択3か月
外科2か月、小児2か月、産婦2か月、精神1か月、地域1~3か月、選択2~4か月
B2-(2) (院外)内科3か月、救急3か月
(院内)外科2か月、小児2か月、産婦2か月
内科3か月、精神1か月
地域1~3か月、選択5~7か月
B2-(3) (院外)内科3か月、救急3か月
(院内)選択6か月
内科3か月、精神1か月
外科2か月、小児2か月、産婦2か月
地域1~2か月、選択0~1か月
B3-(1) (院外)内科3か月、外科3か月
(院内)救急3か月、選択3か月
内科3か月、小児2か月、産婦2か月
精神1か月、地域1~3か月、選択1~3か月
B3-(2) (院外)内科3か月、外科3か月
(院内)内科3か月、選択3か月
救急3か月、小児2か月、産婦2か月
精神1か月、地域1~3か月、選択1~3か月
B3-(3) (院外)内科3か月、外科3か月
(院内)内科3か月、救急3か月
小児2か月、産婦2か月、精神1か月
地域1~3か月、選択4~6か月

■Cコース:1年目1年間を地域医療教育センターが設置された病院で院外研修を行う、2年目は地域医療研修を含め1年間院内研修

1年目 2年目(院内研修)
C1 (水戸協同病院)
内科6か月、救急3か月、外科3か月
小児2か月、産婦2か月、精神1か月、地域1~3か月、選択4~6か月
C2 (県立中央病院)
内科6か月、救急3か月、選択3か月
外科2か月、小児2か月、産婦2か月、精神1か月、地域1~3か月、選択2~4か月
C3 (ひたちなか総合病院)
内科6か月、外科3か月、選択3か月
救急3か月、小児2か月、産婦2か月、精神1か月、地域1~3か月、選択1~3か月
C4 (日製日立総合病院)
内科6か月、救急3か月、選択3か月
外科2か月、小児2か月、産婦2か月、精神1か月、地域1~3か月、選択2~4か月
C5 (霞ヶ浦医療センター)
内科6か月、外科3か月、選択3か月
救急3か月、小児2か月、産婦2か月、精神1か月、地域1~3か月、選択1~3か月

4)ローテーション

ローテーション例はこちら

5) ローテーションの決定方法

マッチング後に採用予定者より希望をとり、コースを決定する。
(各特別プログラムは研修責任者と調整)
11~12月頃に、総合臨床教育センターより研修施設・研修時期などのローテーションにおける選択肢を提示し、内定者は、選択肢の中から希望順位をつけて提出する。
研修施設・時期は、研修医の希望により決定するが、希望が重複する場合は総合臨床教育センターにおいて調整する。

6) その他の研修

① オリエンテーション

研修開始にあたりオリエンテーションを行う。ACLSや採血・静脈路確保など実際に診療を行う上で必要な手技やEBMなどの知識、研修上の注意事項の他に、医療安全、感染管理、個人情報管理、診療録記載に関しての講習などを含む。中途採用者はe-learningシステムにて入職者講習を受講する

② レクチャー

研修目標達成に役立てることを目的として、プライマリケアに必要な知識、日常よく遭遇する症状への対応、画像読影などの基本的技術などの内容のレクチャーを総合臨床教育センターが主催する。
初期研修医は30単位以上の取得を修了要件とする。
また一部の内容(医療情報関連、虐待に関するレクチャーなど)に関しては受講を必修化し、何らかの理由で受講できなかった場合e-learningで受講することとする。
また、当院協力病院群でそれぞれ行われるレクチャー、各地で開催される医師会や学会が主催する研修会・講演会の内臨床研修の目的に合致するものについて、内容を審議した上でレジデント研修委員会で単位を承認する。

③ CPC、剖検検討会

院内で開催される病理、臨床当該診療科等による剖検症例の検討会(CPC、剖検検討会)に1回以上参加する

④ 委員会への参加(リスクマネージメント委員会、Morbidity&Mortality委員会など)

当院が開催する医療安全や感染対策などの委員会に参加し、病院内で起こっているインシデント・オカレント等から個人で体験できる以上のものを学び、医療品質を向上させる病院医療安全システムを理解する。原則1人1回参加する。

Ⅵ 研修評価

1)各ローテーション終了時

EPOCを用い下記評価項目に関して医師および看護師を含めた多職種による評価を行う
・ 医師としての基本的価値観(プロフェッショナリズム)」に関する評価
・ 資質・能力に関する評価
・ 基本的診療業務に関する評価
また、2年間の研修修了時に、各ローテーション修了時の上記評価内容を勘案して、研修管理委員会において「臨床研修の目標の達成度判定票」を作成し、到達目標の達成状況について評価する。

2)1年目9~10月、1年目終了時、2年目9~10月(中間評価)

・レジデント担当教員によるグループ面接方式で行う
研修目標の到達状況、必修レポートの提出状況、EPOC入力状況を踏まえ、半年間、1年間の研修を振り返り、2年目の研修にむけて特にウエイトを置くべき領域について確認する
・研修医のコンディションを評価を行う
・研修医から指導医、研修施設についての情報交換および逆評価を行う

3)初期研修修了時(修了評価)

・6名程度の60分程度のグループ面接方式で行う。
評価者は2名(レジデント担当教員および総合臨床教育センター教員)
・経験すべき症候・疾病・病態の経験と考察がわかるレポート(内容に不足がなければ退院要約で代用可能)、研修実績表などをあわせて修了認定を行う。
研修医から指導医、研修施設、研修プログラムの評価(逆評価)もあわせて行う。

4)初期研修救急蘇生試験

救急蘇生に関する実技試験を行う(グループ形式)

※研修評価の取り扱いについて
研修医はEPOCからいつでも自分の評価を確認することができる。
また、(2)中間評価、(3)修了評価の際には同時に研修医から指導医や研修施設への逆評価を行い、研修医から指導医、研修施設、研修プログラムへの逆評価は評価内容を研修医の個人情報を切り離したうえで、それぞれ当該部署・施設にフィードバックし研修環境・指導環境の向上を図るために用いる。