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検査部
脳神経機能検査

脳波検査

脳波検査は、頭皮上に皿電極を付けて、脳の細胞から発生する微弱な電気的活動を波形として記録する検査です。特に脳の機能を調べる検査として、てんかんや頭部外傷、脳腫瘍、脳血管障害などの疾患に大変有用です。

検査は、皿状の電極を頭皮に付けてベッドに寝ていただき、安静に目をつぶっていただいた状態で30分ぐらい記録します。途中で開閉眼や光刺激、過呼吸(4分間深呼吸)などを行ないますが、外部から電気を流すことはなく、苦痛を伴う検査ではありませんのでリラックスして検査を受けてください。

診断には睡眠時の記録も有用ですので、検査中に眠くなったら寝ていただいて結構です。

乳幼児の場合には、担当の先生にお薬を処方してもらい眠ってから検査を行ないます。

脳波検査の様子
脳波検査

誘発電位検査

体性感覚誘発電位検査

末梢神経から脳幹、大脳皮質に至る長い神経路に異常がないかを調べる検査です。頭皮・首・脊中・耳たぶなどに皿電極を装着し、手首または足首の感覚神経を電気刺激し、誘発される電位を記録します。

電気刺激による痛みは多少ありますが、リラックスして受けていただくのが一番で眠っていただいて結構です。検査に要する時間はおおよそ30分~60分です。

聴性誘発電位検査

外部から音刺激をして聴覚神経の伝導路に異常がないかを調べる検査です。

難聴や多発性硬化症などの疾患を疑う場合に行われます。頭皮と耳たぶ、額に皿電極を装着し、ヘッドホンから出てくる“カチカチ”という音(片側づつ音が出てきます)を聞いていただきます。

リラックスして受けていただくのが一番で眠っていただいて結構です。

小さいお子さんの場合は体を動かしてしまうと検査結果に影響してしまうため、眠剤を飲んで眠ってから検査を行います。検査に要する時間はおよそ30分~60分です。

視覚誘発電位検査

白黒格子模様の視覚刺激を与えて大脳皮質に生じる反応を見る検査です。
視覚神経の伝導路に異常がないかを調べることができます。

頭皮上に7個の皿電極を装着し、白黒格子模様が一定時間間隔で動くテレビモニター上の一点を片目でじっと見ていただきます。
眠気やよそ見は検査結果に影響するため禁物です。検査に要する時間はおよそ30分です。