造形ラボ展Vol.3 石毛亮太「みかたとかえかた」
このたび、筑波大学大学院に在籍する石毛亮太(いしげ・りょうた)さんの作品展を開催いたします。
石毛さんは、学部生時代に植物の体内に潜む菌類について研究、身近なものの中に広がる世界や可能性に感銘を受けた経験から、大学院では芸術分野に進学。現在、身近な「もの」や「こと」の世界を広げるための、見かたの探究に取り組んでいます。
本展示にあたり、石毛さんはまず病院を見学し、コンセプトを練り、病院職員の意見を集めながら、1年間以上かけて準備を進めてきました。本作品のタイトルである《foliation》は、「展葉」(植物の葉が芽から出て広がる現象)を意味します。植物が栄養を作り出すために展開したいくつもの葉を、画面いっぱいに配置し、葉そのものの形やパターンを強調することで、「一日一日、葉を開いていく、生命の力強さを感じられるように」という思いを表現しています。私たちにとって身近な植物の構造に着目し、日常にある美しさと無機質な空間になりがちな病院とをつなぐ、『窓』のような存在を目指した作品です。
どうぞごゆっくりご覧ください。
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日程:2025年10月末~2026年3月末(予定)
場所:筑波大学附属病院 A棟-C棟2階 渡り廊下
展示作家:石毛亮太




