海外渡航後感染症・法定感染症診療について
(渡航後発熱・下痢症・麻疹など)
本専門外来では、海外渡航後に発熱・下痢・発疹などを認める方や日本紅斑熱・サル痘(mpox)・麻疹などの法定感染症が疑われる方を対象に、感染症診療専門棟(防災・感染症管理棟)での専門診療を実施いたします。
従来の設備に加え、各種感染症に対する網羅的迅速病原体解析、迅速薬剤耐性検査、 熱帯病検査(マラリア・デング他、多項目)・治療薬を整備すると共に、医療機関・衛生研・保健所・感染研と密接に連携し、海外から帰国し、発熱・下痢・発疹などを認める患者さん・法定感染症が疑われる患者に対して早期診断・治療・拡大予防を行います。
| 診療科 | 感染症内科 |
|---|---|
| 診療曜日 | 月~土曜日 8:30〜17:00 ※日・祝日は緊急時のみ |
| 担当医 | 感染症内科担当医 |
| サポート体制 | 専従看護師・臨床検査技師・事務員・CRC在籍 |
| 診療予約 | 受診は、医療機関からの完全予約制です。(当日紹介可) |
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診療予約に関して
受診は、医療機関からの完全予約制です。(当日紹介可)
ご紹介の場合、医療機関より下記専用回線にお電話頂き、予約をさせて頂いた上で、診療情報の提供(Fax:029-853-3683)をお願いしております。簡便に入力できる紹介フォーマットを作成しておりますのでご活用ください。
| 予約受付日時 | 月~金曜日 8:30〜17:00 土曜日 8:30〜12:00 |
|---|---|
| 防災・感染症管理棟専用回線 | 電話:029-853-3682/3683 FAX:029-853-3683 |
対象となる患者さんにつきましては、他の受診者への感染予防の観点から専用棟での診療となり、駐車場も同棟の専用駐車場となります。感染症診療専門棟への直接の御来院となりますので、ご注意ください。症状により救急外来での診療となる場合があります。
医療関係者の方へ(医療機関向けQ&A)
紹介について
茨城県外からも紹介は可能でしょうか?
茨城県外からの紹介も可能です。但し、県内感染症専門施設が限られておりますので、当面は茨城県内からの紹介を優先させて頂いております。
当日紹介は可能でしょうか?
必要な場合、当日紹介は可能です。ご不明な点につきまして、専用ダイアル(029-853-3682/3683)にご連絡ください。紹介時間や予約状況により翌日となる場合があります。
土曜日も紹介可能でしょうか?
必要と判断した場合、土曜日の紹介も可能です。
日曜日・祝日の紹介は可能でしょうか?大型連休(GW/正月等)は休みでしょうか?
日曜日・祝日は当面は対応しておりません。大型連休につきましては、オンコール対応日を設定し、HP等で案内させて頂く予定です。
保健所からの紹介は可能でしょうか?
可能です。通常の流れと同様に、専用ダイアル(029-853-3682/3683)で日程等の予約をさせて頂き、対応させて頂きます。
患者さんもしくは会社・市町村役所からの予約は可能でしょうか?
保健所を含む医療機関からの紹介のみとさせて頂いております。
状態が悪い方の紹介はどのようになりますでしょうか?
救急対応が必要な方につきましては、救急での対応とさせて頂いております。
検査のみですか?必要時に処方などは行っていただけますでしょうか?
診察の上、必要な検査を実施し、処方・経過観察を行います。状態が安定致しましたら、経過につきましてご報告させて頂きます。必要時は、隔離対応の上、入院加療を行います。
地域連携には医療機関から連絡しなくてよいですか?
お電話で予約・診療情報を頂きましたら、感染症科スタッフより当院地域連携室へ情報提供を行い、ID発行・確認などの必要なお手続きを行いますので、連絡は不要です。
対象患者さんについて
小児患者の診療は可能ですか?
現時点で、原則15歳以上の患者さんでの対応とさせて頂いております。家族連れなどで対応の必要がある場合には、小児科と連携の上、適宜対応させて頂きます。
他科(皮膚科・眼科・耳鼻科等)の診察も可能ですか?
診察の上、必要時に各科に相談させて頂き、対応させて頂きます。明らかに、単一の診療科(眼のみ症状)での診療が望ましいと紹介前に見込まれる場合には、当該診療科へ直接ご相談ください。
海外渡航前診療(トラベルクリニック)も行っておりますでしょうか?
海外渡航前診療につきましては、隣接する筑波メディカルセンター病院の感染症内科外来(月・水・金)で行っております。感染症専門医の診療で、各種輸入ワクチン・診断書を取り扱っておりますので、同院お問い合わせください。
具体的にはどのような患者さんの紹介が可能でしょうか?
渡航後の体調不良で感染症が疑われる場合、法定感染症等が疑われる場合となります。
例:
- 海外渡航後で、発熱もしくは下痢が続く、もしくは発疹がある。
- 渡航後下痢症、渡航後発熱、渡航後発疹
- 虫刺されの後に、発熱・倦怠感もしくは発疹が続き、ツツガムシなどが疑われる。
- 海外渡航後などで、寄生虫の疑いがある。
- 加熱不十分な食事を食べた後に、体調不良が続く。
- サル痘などの法定感染症を疑う水疱・発疹がある。
筑波大学附属病院感染症科では以下の臨床研究を実施しております。
- 渡航後感染症全国サーベイランス
- COVID-19治療薬(エンシトレルビル;ゾコーバ)製造販売後臨床試験
- 性感染症多項目迅速核酸増幅検査(薬剤耐性検査を含む)
- 梅毒治療多施設共同研究
- 呼吸器感染症多項目迅速核酸増幅検査(ウイルス・細菌・薬剤耐性検査)
- 下痢症多項目迅速核酸増幅検査・抗原検査(ウイルス・細菌・寄生虫)
- 抗酸菌多項目迅速核酸増幅検査
- 血流感染症迅速核酸増幅検査(薬剤耐性検査を含む)
- COVID-19を含む多項目病原体迅速核酸増幅検査
- リネゾリド血中薬物濃度測定