筑波大学附属病院
筑波大学附属病院 総合臨床教育センター

膠原病リウマチアレルギー内科コース:研修プログラム

研修目標

プログラム例

専門医基礎研修(後期研修)
原則として後期研修の2年間に専門医の基礎を身につける研修を行っている。
この間に膠原病診療のイロハに加えて、症例報告や臨床研究、論文の手法を学ぶ。
他診療機関の膠原病リウマチ診療や膠原病と同様に全身疾患を診療する救急医療や総合診療の研修を希望する場合は専門医基礎研修の前後のいずれかに1年間の設定が可能である。

専門医研修
3年目以降の2~4年間で行う専門医としての診療技術を習得するための研修。
当院以外の膠原病・リウマチ性疾患を診療するさまざまな病院での研修により、膠原病・リウマチ性疾患の診療の奥行きを理解してもらうことが可能である。
また、博士課程への進学により膠原病・リウマチ性疾患の基盤となる臨床免疫学の研究に習熟することで、疾患の診断・治療に幅ができる。

取得できる資格 (認定医等)

日本リウマチ学会認定リウマチ専門医・日本リウマチ財団登録医
日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
日本内科学会認定総合内科専門医・日本内科学会認定内科医

経験できる疾患

関節リウマチ、悪性関節リウマチ、血清反応陰性脊椎関節症(強直性脊椎炎、乾癬性関節炎、反応性関節炎など)、ベーチェット病、全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎/皮膚筋炎、混合性結合組織病、シェーグレン症候群、IgG4関連疾患、抗リン脂質抗体症候群、成人発症スチル病、リウマチ性多発筋痛症、側頭動脈炎、結節性多発動脈炎、大動脈炎症候群、顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症(Wegener肉芽腫症)、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(アレルギー性肉芽腫性血管炎)、アレルギー性紫斑病、クリオグロブリン血症 など

経験できる手技・検査

全身性疾患を診療するため、臓器別の他の専門グループともタイアップのうえ、さまざまな検査をグループ内で行います。
関節穿刺、腰椎穿刺、胸腔穿刺、骨髄穿刺、中心静脈カテーテル挿入、心エコー、腹部エコー、上部消化管内視鏡、生物学的製剤の使用、関節エコー、手専用コンパクトMRIなど

経験できる手術(術者)

特にありません。

経験できる手術(助手)

特にありません。