呼吸器内科コース:研修プログラム
研修概要
平成30年4月から新専門医制度が開始となりました。
新専門医制度においては基本領域である内科研修とサブスペシャリティ領域である呼吸器研修のプログラム・カリキュラムが揃っていますので、両者と同時に行って行く「連動研修(並行研修)」がスムーズに行うことが可能であり、最短期間で内科専門医と呼吸器専門医の取得をすることが可能です。
内科研修においては内科グループ全体で専攻医を育成する体制が構築されており、幅広い疾患の研修が可能です。
サブスペシャルティ分野である呼吸器研修においては筑波大学附属病院にて稀少疾患や高度先進医療を経験するほか、各関連病院で結核、HIVなどの感染症、肺癌、塵肺、高齢者特有の合併症を有する複合的疾患などを経験し、3~4年間の研修期間を通じて呼吸器疾患に対する診療技術を包括的に習得していきます。
内科専門医、呼吸器専門医の他、日本呼吸器内視鏡学会、日本アレルギー学会、がん治療認定医機構、日本臨床腫瘍学会などの各学会の認定医・専門医を取得することが可能です。
また、大学であることをいかし、長期的に個々に応じたキャリア支援を行っており、大学院への進学や出産育児などライフイベントに応じた対応など多彩なキャリア志向に応じて研修することが可能です。
また、新専門医制度以前の旧プログラムでの研修も可能です。新専門医制度開始以前の専門研修者の編入にも対応できますので、ご相談ください。
(取得可能な資格)
■新専門医制度
内科専門医、呼吸器専門医
■従来の学会資格
日本内科学会認定内科医
日本内科学会総合内科専門医
日本呼吸器学会専門医
日本呼吸器内視鏡学会専門医
日本アレルギー学会専門医
日本結核病学会結核抗酸菌認定医
がん治療認定医機構認定医 等
経験できる疾患
肺癌、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、感染性肺疾患、間質性肺疾患(特発性間質性肺炎、好酸球性肺炎、過敏性肺炎、薬剤性肺炎、膠原病肺など)、塵肺症、気管支拡張症、気胸、睡眠時無呼吸症候群、肺血栓塞栓症、サルコイドーシス、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症、肺胞蛋白症、リンパ脈管筋腫症、好酸球性肉芽腫症、Goodpasture症候群、Wegener肉芽腫症、アレルギー性肉芽腫性血管炎など
経験できる手技・検査
気管内挿管、気管支鏡検査、超音波気管支鏡ガイド下針生検、経皮肺生検、胸腔穿刺およびドレーン留置、局所麻酔科胸腔鏡、人工呼吸器の導入および管理など
経験できる手術(術者)
*
経験できる手術(助手)
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一般的な4年間の研修予定
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
S1 | 筑波大学附属病院6か月/水戸協同病院(総合診療)6か月 | |||||||||||
S2 | 西南医療センター病院 | |||||||||||
C1 | 茨城東病院 | |||||||||||
C2 | 龍ヶ崎済生会病院/筑波大学附属病院 |
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
S1 | 筑波メディカルセンター病院 | |||||||||||
S2 | 筑波学園病院 | |||||||||||
C1 | 筑波大学附属病院 | |||||||||||
C2 | 日製日立総合病院 |
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
S1 | ひたちなか総合病院(総合内科)6か月/霞ヶ浦医療センター6か月 | |||||||||||
S2 | 水戸医療センター | |||||||||||
C1 | 茨城県立中央病院 | |||||||||||
C2 | 筑波メディカルセンター/筑波大学附属病院(アカデミックレジデント) |