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メンタルヘルス科(社会精神医学科)

診療案内

診療科の特徴

 メンタルヘルス科(社会精神医学科)は、他の医療機関では聞きなれない診療科名かと思います。当科は筑波大学附属病院の開院時に発足しましたが、その当時は職業病性疾患外来診療グループという名称でした。その後、当外来を受診する方の中に高齢者や学生が多くなったこと、心の病や葛藤など精神保健領域の他、生活習慣病等の保健指導も増加してきた経緯があり、平成3 年に保健衛生外来と改称しました。さらに産業保健と精神保健に関するメンタルヘルス不調の問題に注力すべく、平成31年4 月にメンタルヘルス科(社会精神医学科)として再出発しました。
 社会からの要請として、働く人のメンタルヘルスの問題や、児童・青年期の不適応、児童虐待への対策が医療現場に求められています。当科ではメンタルヘルスの不調に対して、疾病の発病予防である第一次予防から、再発防止やリハビリテーションを中心とする第三次予防まで、多彩な包括的医療を行うことを目指して活動しています。

■産業保健外来

1) 業務に起因して発症する職業病・作業関連疾患の予防
2) 職場復帰に関する相談
3) 業務に起因する精神的問題や過労に関する相談

■精神保健外来

1) 親子関係に困難を生じている事例。児童・青年期の不適応(不登校、ひきこもり、いじめ等)に関する親へのアドバイス
2) 犯罪・暴力・虐待による心的外傷後ストレス障害(PTSD)
3) 職場のストレスなどによる心身症、身体表現性障害、軽症うつ病 
4) 外来治療が可能な慢性統合失調症



対象疾患

・職域において発生する、職業病・作業関連疾患や職場におけるメンタルヘルス問題等
・児童・青年期の不適応(不登校、ひきこもり、いじめ等)
・犯罪・暴力・虐待による心的外傷後ストレス障害(PTSD)



先進医療等への取り組み

・筑波研究学園都市で働く労働者のメンタルヘルスに関する大規模疫学調査
・オープンダイアローグの実践
・DV事例への介入


診療曜日

9:00-12:00 13:00-17:00
斎藤 環、森田 展彰、笹原 信一朗

外来担当予定表

※休診:(休)、午後のみ診察:(後)、Dr.指定患者のみ診察:(指)、初診のみ診察:(初)

診察室         26日(金)
A110          
診察室 29日(月) 30日(火)      
A110 昭和の日 笹原 信一朗
森田 展彰(指)
     
 


 


 


 


スタッフ

肩書き氏名専門分野専門医
教授松崎 一葉

産業保健学、産業精神医学、日本医師会認定産業医、精神保健指定医、茨城労働局地方労災医員、日本産業衛生学会会員

社会医学系指導医 / 日本精神神経学会指導医

准教授森田 展彰

児童青年期精神医学、家族カウンセリング、日本精神神経学会会員

日本精神神経学会指導医

病院教授笹原 信一朗

産業保健学、産業精神医学、長寿医学、日本医師会認定産業医、精神保健指定医、茨城労働局地方労災医員、日本産業衛生学会会員

社会医学系指導医 / 日本精神神経学会指導医

助教道喜 将太郎

産業保健学、産業精神医学、精神保健指定医、日本医師会認定産業医、日本産業衛生学会会員

社会医学系指導医 / 宇宙航空医学認定医

助教堀 大介

産業保健学、産業精神医学、日本医師会認定産業医、労働衛生コンサルタント、精神保健指定医、日本産業衛生学会会員、日本精神神経学会会員

社会医学系指導医

助教髙橋 司

産業保健学、産業精神医学、日本医師会認定産業医、労働衛生コンサルタント、日本産業衛生学会会員

社会医学系専門医

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