診療科・診療施設等
小児外科

小児外科では、新生児外科疾患、小児がんへの治療、内視鏡外科治療を3 つの柱として、臨床や研究を行っています。患者さんのニーズに応えた最適と考えられる最新医療を提供することに努めており、長期の美容的なことも含めた術後生活の質をどれだけよいものにできるかを考え実践しています。特に小児では、疾患の治療後も成長発達を考慮しなければならず、そのため可能な限り侵襲の少ない最適で安全な治療、しかも術後の長期にわたった生活の質の改善をする工夫を行うことが必要です。現在は細径の器材を用いた鏡視下手術や手術創の大きさ・位置を工夫した傷の目立ちにくい手術の適応拡大・合併症を少なくする周術期管理の工夫、長期のフォローアップについては小児内科を含む関係各科と連携して行うなどの工夫を進めています。

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子ども相談について

対象疾患

頚部疾患

耳前瘻孔、副耳、正中頸嚢胞、側頸瘻、梨状窩瘻

胸部疾患

先天性食道閉鎖(狭窄)症、食道アカラシア、消化管異物、胃食道逆流症、先天性横隔膜ヘルニア、嚢胞性肺疾患

消化管疾患

胃・十二指腸潰瘍、胃軸捻転、肥厚性幽門狭窄症、壊死性腸炎、先天性腸閉鎖症・腸狭窄症、腸回転異常症、メッケル憩室、腸重積症、急性虫垂炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、ヒルシュスプルング病、腸閉塞、鎖肛(直腸肛門奇形)、短腸症候群、痔瘻、肛門周囲膿瘍

肝・胆・膵疾患

胆道閉鎖症、先天性胆道拡張症、膵胆管合流異常、胆石症

腹壁疾患

腹壁破裂、臍帯ヘルニア、総排泄腔外反、臍ヘルニア、臍腸管遺残・尿膜管遺残、鼠径ヘルニア

泌尿器疾患

水腎症、膀胱尿管逆流症、尿道下裂、停留精巣

腫瘍性疾患

神経芽腫、腎芽腫、肝芽腫、横紋筋肉腫、胚細胞腫瘍、リンパ管腫

先進医療等への取り組み

短腸症候群に対する統合的治療

短腸症候群のQOL改善のための最新外科治療(腸管延長術やSTEP手術)や、静脈栄養における合併症予防を目的としたオメガ3 系脂肪乳剤使用、治験段階から関わり、新たな治療薬として承認されているGLP-2アナログ製剤の投与などを積極的に行っています。

急性虫垂炎における発生機序に関わる細菌の検索

小児外科の急性疾患で最も多い、急性虫垂炎(盲腸)について、手術を受けた患者さんの虫垂や腹水、唾液、便などから細菌の種類を最近の次世代シークエンサーなどを用いて、理研との共同研究で検討し、発生への役割の解明を進めています。

新生児外科疾患における腸瘻口側腸管排液の肛門側腸管への自動還流システムの検討

新生児外科疾患においては、腸瘻や人工肛門を造る疾患は多く、口側と肛門側の腸管で口径差が大きい場合があります。肛門側腸管を育て、この口径差を改善し、後日行う腸瘻閉鎖を行いやすくするため、腸液自動還流システムを作成し、より汎用化できるように検討を進めています。

長期栄養管理における合併症の予防と治療

長期静脈栄養や経腸栄養を行っている患者さんについて、代謝的合併症を中心に、肝障害の予防や発生時の治療、微量栄養素欠乏症予防や治療を行っており、さらに経腸栄養において腸管切除などで遅れる脂肪吸収障害の機序の検討を行っています。

小児泌尿器領域における極細径内視鏡(膀胱鏡)の開発と臨床応用に向けた取り組み

新生児外科治療で使用する医療機器開発として、太さ0.96mmの極細径内視鏡とその内視鏡を使った膀胱鏡の開発を産学連携で取り組んでいます。安全に臨床で使用する事が出来るよう設計し、今後の実用化に向けた検証を行っています。

簡易型の栄養指標測定機器の開発

栄養指標は血液から測定されるものが多く、どの指標も測定値が出るには数日以上の時間を要し、実臨床への反映が遅くなります。そこでベッドサイドでの測定が可能で、少量のサンプルで、極めて短時間で結果が分かるような、簡易型測定機器の開発を産総研とともに行っています。

スタッフ

診療科長
教授
増本 幸二
専⾨分野
小児外科、新生児外科、外科代謝栄養、小児泌尿器
専門医
日本小児外科学会指導医 / 日本小児外科学会専門医 / 日本外科学会指導医 / 日本外科学会認定医 / 日本外科学会専門医 / 日本小児泌尿器科学会認定医 /日本静脈経腸栄養学会認定医 / 日本静脈経腸栄養学会指導医 / 日本周産期・新生児医学会認定外科医 / 日本病態栄養学会指導医 / 日本外科代謝栄養学会教育指導医
専門医
日本小児外科学会指導医 / 日本小児外科学会専門医 / 日本外科学会指導医 / 日本外科学会認定医 / 日本外科学会専門医 / 日本小児泌尿器科学会認定医 /日本静脈経腸栄養学会認定医 / 日本静脈経腸栄養学会指導医 / 日本周産期・新生児医学会認定外科医 / 日本病態栄養学会指導医 / 日本外科代謝栄養学会教育指導医
診療講師
瓜田 泰久
専⾨分野
小児外科、新生児外科、小児泌尿器
専門医
日本小児外科学会専門医 / 日本外科学会指導医 / 日本外科学会認定医 / 日本外科学会専門医 / 日本小児泌尿器科学会認定医 / 日本周産期・新生児医学会認定外科医
専門医
日本小児外科学会専門医 / 日本外科学会指導医 / 日本外科学会認定医 / 日本外科学会専門医 / 日本小児泌尿器科学会認定医 / 日本周産期・新生児医学会認定外科医
講師
神保 教広
専⾨分野
小児外科、新生児外科、小児内視鏡外科、小児泌尿器
専門医
日本小児外科学会専門医 / 日本小児外科学会指導医 / 日本外科学会専門医 / 日本外科学会指導医 / 日本小児泌尿器科学会認定医 / 日本周産期・新生児医学会認定外科医
専門医
日本小児外科学会専門医 / 日本小児外科学会指導医 / 日本外科学会専門医 / 日本外科学会指導医 / 日本小児泌尿器科学会認定医 / 日本周産期・新生児医学会認定外科医
講師
坂元 直哉
専⾨分野
小児外科、新生児外科
専門医
日本外科学会専門医 / 日本外科学会指導医 / 日本小児外科学会専門医 / 日本移植学会移植認定医 / 日本医師会認定産業医
専門医
日本外科学会専門医 / 日本外科学会指導医 / 日本小児外科学会専門医 / 日本移植学会移植認定医 / 日本医師会認定産業医
病院講師
新開 統子
専⾨分野
小児外科、新生児外科、小児腫瘍、漢方
専門医
日本小児外科学会指導医 / 日本小児外科学会専門医 / 日本外科学会指導医 / 日本外科学会専門医 / 日本周産期・新生児学会認定外科医 / 日本小児血液・がん学会認定外科医 / 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 / 日本医師会認定産業医
専門医
日本小児外科学会指導医 / 日本小児外科学会専門医 / 日本外科学会指導医 / 日本外科学会専門医 / 日本周産期・新生児学会認定外科医 / 日本小児血液・がん学会認定外科医 / 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 / 日本医師会認定産業医
病院助教
佐々木 理人
専⾨分野
小児外科、新生児外科、外科代謝栄養
専門医
日本外科学会専門医 / 日本小児外科学会専門医
専門医
日本外科学会専門医 / 日本小児外科学会専門医
病院助教
後藤 悠大
専⾨分野
小児外科、新生児外科、外科代謝栄養
専門医
日本外科学会専門医 / 日本小児外科学会専門医 / 日本小児血液・がん学会 小児がん認定外科医 / 日本周産期・新生児医学会 認定外科医 / 日本小児救急医学会認定 SIメンバー / 日本臨床栄養代謝学会 認定医
専門医
日本外科学会専門医 / 日本小児外科学会専門医 / 日本小児血液・がん学会 小児がん認定外科医 / 日本周産期・新生児医学会 認定外科医 / 日本小児救急医学会認定 SIメンバー / 日本臨床栄養代謝学会 認定医
病院登録医
水田 耕一
専⾨分野
小児肝移植、小児肝胆道疾患
専門医
日本外科学会 / 日本小児外科学会 / 日本移植学会 / 日本消化器外科学会 / 日本臨床外科学会 / 日本小児科学会 / 日本肝移植研究会
専門医
日本外科学会 / 日本小児外科学会 / 日本移植学会 / 日本消化器外科学会 / 日本臨床外科学会 / 日本小児科学会 / 日本肝移植研究会

外来担当予定表

※休診:(休)、午前のみ診察(9:00〜12:00):(前)、午後のみ診察(13:00〜17:00):(後)、Dr.指定患者のみ診察:(指)、初診のみ診察:(初)
※診療時間は診療科や担当医により異なる場合があります。

第5週
診察室     29日(水) 30日(木)  
A230     昭和の日 佐々木 理人
小児漢方 外来(後)
術後外来  (前)